
クラウド費用を大幅削減
クラウド費用を大幅削減
気づけば増えている…AWSコストが膨らむ本当の理由
把握されず積み上がるクラウドコスト
- 見えにくいネットワーク料金体系に振り回されていませんか?
AWSの料金体系、とにかくわかりづらい。インターネット通信・リージョン間・AZ間・PrivateLink・Transit Gateway…同じ「通信」でも課金の仕組みがバラバラで、気づけば想定外の料金が発生。「どこに」「どの通信に」「いくら」かかっているのか、きちんと把握できていますか? - 毎月変動するデータ転送料に不安を感じていませんか?
特に外部向けのアウトバウンド通信は、トラフィック量によって課金が急増します。アクセスが増えるほどコストも上がる…成長すればするほど、不安が増す構造になっていませんか? 一律ではない通信課金が、月末の請求タイミングをプレッシャーに変えています。 - ストレージ最適化、できているつもりでも実は落とし穴...
S3のストレージクラスは一見、コスト最適化の強い味方。しかしライフサイクル設定を誤ると、「アーカイブしたつもり」が逆に高額なアクセス料金の原因に。使用頻度・アクセスパターン・削除タイミングまで含めた設計、できていますか? - 「CPUもメモリも多めに」で気づけばオーバースペック
インスタンス選びの難しさは、CPUとメモリの組み合わせが固定されていること。本当はメモリだけ欲しいのに、CPUもついてきて価格が倍…
「なんとなく大きめにしておく」が、無駄なコストの温床になっていませんか? - 気づかぬうちに積み上がる"裏"コスト
システムの運用には、本体だけでなく裏側の機能も必要不可欠。しかし、CloudWatchのメトリクス保管料、CloudTrailのログ保存、NAT Gatewayの転送量など、「気づかないところで発生する固定費・従量課金」が多すぎる。毎月の請求書を見て、「これ何の費用だっけ?」と思ったこと、ありませんか?
私たちが実体験で痛感したクラウドコスト最適化の重要性
上記は、実際に弊社も日々自社サービスでAWSを利用していて強く感じていることです。
ネットワーク転送料やストレージ階層、リソースの選定ミス...
一見すると小さなことでも、積み重なると月ごとに数万円から数十万円も無駄になることもあります。私たち自身も、かつてはAWSの料金体系を深く理解できておらず、そして現在も理解しきれていない部分があります。システムは問題なくとも請求が思ったより高かったり、急に請求が高額になって原因を調査することは何度もありました。
これは私たちだけの話ではありません。多くの企業が、「サービスは安定稼働しているのに、なぜかコストだけが増えていく」という課題に直面しています。
だからこそ今、私たちは実体験をもとに、“クラウドコストを適切に設計・最適化すること”がどれほど重要かを強く実感しています。
私たちもAWSからOCIへの移行で35%のコスト削減に挑戦中
「AWSのコスト、正直もっと安くならないかな…」
私たちも長年AWSを利用し、以前からこのことを強く感じていました。
そこで私たちは、現在、弊社のサービスの一つをAWSからOCIへの移行を全力で推進中です!
この移行の最大の目標は、運用コストを35%削減すること。現在おおよその移行作業は完了し、細かい実装や検証を中心に作業を進めています!
私たち、株式会社リンクバルについて
私たち、株式会社リンクバルは、恋活・婚活領域を中心に複数の自社サービスを展開する東証グロース上場のIT企業です。
代表的なサービスには、月間数百万人が利用する「machicon JAPAN」やマッチングアプリ「CoupLink」などがあり、常時高トラフィックなWebサービスの開発・運用を社内で完結できる体制を構築しています。
当社では、2011年の創業以来、インフラ選定や構築・運用も一貫して内製で行ってきました。現在はAWSからOCI(Oracle Cloud Infrastructure)への移行を実践中。自社サービスの中核を成すWebアプリ・DB・キャッシュ・監視・ロードバランサなどの全てをOCIへ最適化し、目標とする運用コスト35%削減に現実的な手応えを得ています。
OCI移行では、AWS時代に培ったノウハウを活かしながら、TerraformやDatadogなどの既存ツールとも連携させ、現実的かつ再現性の高い移行モデルを構築しています。
移行を通じて得られた設計ノウハウ・障壁・トラブル回避の勘所などを、すべてパッケージ化して他社のOCI移行支援にも全力で活かせる状態にしています。
なぜ、私たちが自らOCIへの移行をしているのか?
正直にお伝えすると、OCIへの移行を決めた理由は、そのコストパフォーマンスを自社で実証し、確実に運用コストを削減したいと考えたからです。
リンクバルでは、月間数百万PV規模のWebサービスをAWSで運用してきましたが、円安や料金体系の変更などの料金体系の変更などの影響でクラウドコストの上昇が大きな課題となっていました。そこでOCIへの本格移行を進め、実際に構成を見直しながら、Kubernetesなどの採用による技術スタックのモダン化や、Kubernetesなどの採用による技術スタックのモダン化やネットワーク設計の再構築といった大きな変更はもちろん、権限管理の最適化の模索など実運用での課題にも取り組んでいます。
この取り組みを通じて、OCIの費用対効果の高さだけでなく、「どこがハマりやすいか」「どこでAWSとの違いが出るか」といった現場でしか得られない知見が蓄積されています。だからこそ、この経験を活かし、同じように移行を検討されている企業の皆さまに、最短ルートでの成功を支援できると私たちは考えています。
ドキュメントに載っていない、OCI移行の勘所と落とし穴
AWSを熟知したうえでのOCI設計
AWSで長年運用してきた知見を活かし、OCIでは「ただの移行」ではなく最適な構成の再設計を行なっています。たとえば、AWSではアプリケーションをECS、バッチ処理をEC2で動かしてましたが、すべてのコンピュートをOKE(Kubernetes)に移行し、コストだけでなく、構成の柔軟性や運用効率も高める工夫を実践しています。
移行時の落とし穴と対策
OCIとAWSは似て非なる部分があり、同じように設定したくてもできないケースが少なくありません。たとえば、セキュリティグループの仕様や、AWSにあってOCIには存在しないサービス、監視ツールの差異などです。
私たちはそれらに実際に直面し、1つずつ解決しています。このリアルな知見を、移行時のトラブル回避に活かせます。
正直なOCI情報の提供
OCIには多くの利点がありますが、万能ではありません。たとえば、Functionsの運用性や、TLS証明書の自動化(ACMのような便利なサービスがまだない)、ログ管理の扱いなど、工夫が必要なことも多いです。
私たちは、メリットもデメリットも正直にお伝えしながら、最適な移行を支援します。
驚きの価格設定、OCIの料金と高いコストパフォーマンス
私たちがAWSの継続的なコスト上昇への解決策として選んだのが、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)です。
OCIは、Oracleがグローバルで提供する次世代のエンタープライズクラウド基盤です。
OCIのコスト面での特長
- シンプルな料金体系
AWSに比べて、複雑なオプションや課金要素が少なくコストの透明性が高いです。 - 高いコストパフォーマンス
特にコンピュート、ストレージ、ネットワークは非常に高いコストパフォーマンスで、AWSより大幅に安くなる可能性が高いです。 - 豊富な無料サービスと無料枠
Nat Gatewayや監査ログ(CloudTrail)、サイト間VPNなど、AWSでは有料でもOCIは無料なサービスが多いです。また、アウトバウンドのデータ転送が10TB/月まで無料など、無料枠も豊富にあります。 - シンデレラフィットが可能なインスタンス
AWSのようにCPUとメモリを1セットでスペックを選ぶのではなく、CPUとメモリをそれぞれ自由に設定・変更が可能で、ワークロードに合わせた無駄のないスペックにすることが可能です。 - 円建て請求により為替リスクの軽減
OCIは円建て請求が可能なため、為替レートの変動によるコスト増加リスクを軽減できます。
圧倒的にコストパフォーマンスがよいOCIの3つのサービス
サービス | Oracle の強み | Oracle | 他社クラウド | 価格差 |
---|---|---|---|---|
コンピュート |
| ¥57.04/時 Compute (VM.Standard.E5; 16vCPU, 64GB, Linux) | ¥173.6868/時 仮想マシン (16vCPU, 64GB, Linux) | 67%低価格 |
ストレージ |
| ¥6,588/月 Block Volume (1TB, 25K IOPS) | ¥288,840/月 ブロック・ストレージ (1TB, 25K IOPS) | 98%低価格 |
ネットワーク |
| ¥24,506/月 FastConnect(1Gbps, 100TB) *閉域網接続 | ¥625,246/月 接続サービス(1Gbps, 100TB) *閉域網接続 | 96%低価格 |
OCIはなぜこの料金で提供できるのか?
OCIは、2016年に従来のクラウド設計を根本から見直し、ゼロから構築された次世代型のクラウド基盤です。
ネットワーク、ストレージ、仮想化といったインフラの根幹部分に最新のテクノロジーを採用することで、高性能・高可用性を維持しながら、圧倒的に効率的なコスト設計が可能となっています。
こうした背景から、OCIは多くのサービスにおいて他社と比較して非常にリーズナブルな価格で提供できています。ただし、すべてのサービスが常にAWSより安価なわけではありません。サービスや構成によっては、AWSの方が安価に利用できるケースも存在します。
「とにかくコストを削減したい」「自社のインフラをOCIに変えると大幅にコストを下げられるか知りたい」といった方は、ぜひお気軽に無料診断にお申し込みください。
OCIはセキュリティや主要機能も他社クラウドと遜色なし
日本政府も認めたセキュリティや信頼性
OCIはAWS、Google Cloud、Azureと並び、日本政府の「ガバメントクラウド」認定を受けた数少ないクラウドサービスのひとつで、国家レベルのセキュリティ要件を満たすクラウド基盤として正式に認可されています。
この実績は、単なる民間評価ではなく、日本の行政・公共インフラが採用できる水準のセキュリティと可用性を備えていることの証明でもあります。
事実、OCIは金融機関・官公庁・製造・医療など、高度なセキュリティガバナンスが求められる業種・業界への導入実績が多数あります。
コストを抑えながらも、企業の重要データを安心・安全に保護できるクラウド、それがOCIです。
必要な機能は網羅しビジネスニーズに幅広く対応
OCIでは、AWSなどの主要クラウドサービスと同等のサービスが提供されています。
インスタンス(VM)、ブロック/オブジェクトストレージ、ロードバランサー、VCN(AWSでいうVPC)、セキュリティ機能、マネージドデータベース(Oracle, MySQL, PostgreSQL, Autonomous DB)など、一般的なITシステムやWebサービスの構築に必要な構成要素は一通り揃っており、機能面での大きな制約はありません。
※ただし、CDNはないため注意
また、インフラ設計や操作体系においても、AWSと非常に類似した概念・構成が多く、マネジメントコンソールやCLI、Terraformなどで、AWSと同じように構築が可能です。AWSの既存の知識・ノウハウをそのままOCIに活かせる点も大きな魅力です。
※ただし、IAMはAWSと大きく異なります
私たち自身も、AWSの豊富な知識をベースに、OCIへの移行を円滑に進めることができています。すでにAWSを利用している企業こそ、OCI移行によって得られるメリットは大きく、学習コストは最小限に抑えつつ、コスト削減やセキュリティ向上といったOCIのメリットを享受することができます。
OCIについてよくある質問
Q. 本当にそんなに安くなるのですか?何か裏があるのでは?
A. OCIは後発の強みを活かした効率的なインフラとシンプルな価格戦略により低価格を実現しています。無料診断で具体的な削減額をご確認ください。
Q. 安いけど、品質やサポートは大丈夫ですか?
A. OCIはAWS, Google Cloud, Azureと並び、日本政府のガバメントクラウドにも選ばれる信頼性があり、弊社自身も利用しています。Oracleのサポートも無料で利用できるので、ご安心ください。
Q. 診断後に必ず契約しないといけませんか?
A. いいえ、診断は無料です。その後の契約を強制することも一切ございません。お気軽にご相談ください。
AWSからOCIへの移行によるコスト削減の無料診断
AWSからOCIへの移行によるコスト削減の目安を知りたい方に、無料診断を実施しています。
また、ご希望の方にはより詳細な診断や、移行支援を行っております。
無料診断の流れ
- お申し込みフォームのご入力:下記フォームより、簡単な情報をご入力ください
- 診断:お客様の現在のAWS利用状況をもとに、弊社でOCIに移行した場合のコスト削減額を診断いたします
AWSの利用状況がわからない方には、ヒアリングをいたしますのでご安心ください - 診断結果のご報告:診断結果をお客様にお伝えいたします
以降の流れは、ご希望の方にのみ実施いたします。無理な営業はしないためご安心ください - OCIのご説明やAWSご利用状況の詳細のヒアリング: ご利用状況の詳細をヒアリングさせていただきます
- 具体的なコスト削減見込み額や移行難易度の分析: AWS現行構成とコストをOCI移行後の予測構成とコストを比較し、具体的なコスト削減額や、移行の難易度を分析します
- お客様のご要望に合わせて、PoCの実施や詳細コンサルティングなどをご提案いたします