OCIでリソースの表示名はOCI CLIを使うと変更できることがある

はじめに

こんにちは、技術部の内藤です。

OCIを使っていると、コンソール画面でリソース名(表示名)を変更しようとしても、編集するUIがないリソースが多々あります。特にネットワーク関連のリソースでは、変更できないけど後から分かりやすい名前に変更したくなることが私はあります。

しかし、OCI CLIを使えば、コンソールでは変更できないリソースの表示名も変更できる場合があります。

今回は、OCI CLIを使ってリソース名を変更する方法を紹介します。

OCI CLIのインストール

OCI CLIがまだインストールされていない場合は、公式ドキュメントを参考にインストールし、権限の設定を行ってください。

CLIで変更できるリソースとコマンドの例

例として、コンソールでは名称変更できない以下のリソースの表示名の変更コマンドを紹介します。各リソースのリンクは、該当のCLIコマンドの公式ドキュメントです。

  • VCN
  • サブネット
  • [ルートテーブル](## はじめに
    こんにちは、技術部の内藤です。

OCIを使っていると、コンソール画面でリソース名(表示名)を変更しようとしても、編集するUIがないリソースが多々あります。特にネットワーク関連のリソースでは、変更できないけど後から分かりやすい名前に変更したくなることが私はあります。

しかし、OCI CLIを使えば、コンソールでは変更できないリソースの表示名も変更できる場合があります。

今回は、OCI CLIを使ってリソース名を変更する方法を紹介します。

OCI CLIのインストール

OCI CLIがまだインストールされていない場合は、公式ドキュメントを参考にインストールし、権限の設定を行ってください。

CLIで変更できるリソースとコマンドの例

例として、コンソールでは名称変更できない以下のリソースの表示名の変更コマンドを紹介します。各リソースのリンクは、該当のCLIコマンドの公式ドキュメントです。

# VCN
oci network vcn update --vcn-id xxx --display-name '変更後の表示名'

# サブネット
oci network subnet update --subnet-id ocid1.subnet.oc1.ap-tokyo-1.xxxxx --display-name '変更後の表示名'

# ルートテーブル
oci network route-table update --rt-id xxx --display-name '変更後の表示名'

# セキュリティリスト
oci network security-list update --security-list-id xxx --display-name '変更後の表示名'

# インターネットゲートウェイ
oci network internet-gateway update --ig-id xxx --display-name '変更後の表示名'

なお、すべてのコマンドでリソースのOCIDが必要です。対象リソースのOCIDが必要です。OCIDは、コンソールで各リソースの詳細画面で「OCID」で確認するか、OCI CLIで一覧表示するなどで確認できます。

VCNのコマンド例: oci network vcn list -c ocid1.compartment.oc1..xxxxx

その他のリソースの名前変更

ネットワーク以外のリソースでも、多くのリソースでOCI CLIを使った表示名の変更が可能です。

変更可能かどうかは、OCI CLI公式ドキュメントで各リソースの update コマンドに --display-name オプションがあるかを確認してください。

おわりに

OCIのコンソールでUIがないからと諦めずに、ドキュメントを調べたりAIに聞いてみましょう!
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# VCN
oci network vcn update --vcn-id xxx --display-name '変更後の表示名'

# サブネット
oci network subnet update --subnet-id ocid1.subnet.oc1.ap-tokyo-1.xxxxx --display-name '変更後の表示名'

# ルートテーブル
oci network route-table update --rt-id xxx --display-name '変更後の表示名'

# セキュリティリスト
oci network security-list update --security-list-id xxx --display-name '変更後の表示名'

# インターネットゲートウェイ
oci network internet-gateway update --ig-id xxx --display-name '変更後の表示名'

なお、すべてのコマンドでリソースのOCIDが必要です。対象リソースのOCIDが必要です。OCIDは、コンソールで各リソースの詳細画面で「OCID」で確認するか、OCI CLIで一覧表示するなどで確認できます。

VCNのコマンド例: oci network vcn list -c ocid1.compartment.oc1..xxxxx

その他のリソースの名前変更

ネットワーク以外のリソースでも、多くのリソースでOCI CLIを使った表示名の変更が可能です。

変更可能かどうかは、OCI CLI公式ドキュメントで各リソースの update コマンドに --display-name オプションがあるかを確認してください。

おわりに

OCIのコンソールでUIがないからと諦めずに、ドキュメントを調べたりAIに聞いてみましょう!